
当社は2026年、コンビニエンスストアの店舗でクレーンゲームの導入を開始し、その後も導入店舗が増えています。約1畳のスペースがあれば、コンビニの店内にもクレーンゲームは置けます。
コンビニエンスストアの店舗からのご相談は、2026年の夏以降に増えています。最初のご相談は7月下旬で、そこから10月下旬までの3か月で11件。記録のある4月中旬から7月中旬までの約3か月間は、コンビニからのご相談は0件でした。
本記事では、実際にいただいたご相談の内容と公表されている統計をもとに、コンビニにアミューズメント機器を置くときの必要なスペース、置き場所、法律上の注意点、フランチャイズ加盟店が先に確認することをまとめます。
数字で見る、いまのコンビニ
一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(JFA)の「コンビニエンスストア統計調査月報」2026年9月度によると、全国のコンビニの状況は次のとおりです。
| 項目 | 2026年9月 | 前年同月比 |
|---|---|---|
| 店舗数 | 56,208店 | +0.5% |
| 来店客数(全店) | 約13億959万人 | −3.6% |
| 平均客単価(全店) | 763.2円 | +4.2% |
| 店舗売上高(全店・税別) | 約9,995億円 | +0.4% |
同月報によれば、既存店の来店客数は15か月連続のマイナス、平均客単価は21か月連続のプラスです。来店客数が減るなかで、1人あたりの購入額が売上を支えている構図が読み取れます。なお9月は、10月の加熱式たばこ増税に伴う駆け込み需要も数字に含まれています。
もうひとつ注目したいのは、同じ月報が好調だった商品として「揚げ物、デザート、菓子、玩具、雨具」を挙げている点です。玩具は8月度の月報でも好調な商品に挙がっており、コンビニの店頭で玩具が売れていることがわかります。
売場そのものにも変化があります。出版取次のトーハンは2024年7月の発表で、2025年3月以降にファミリーマートとローソンへ雑誌を配送できる店舗が、それぞれ1万店程度になると説明しました。両チェーンの合計は約3万店とされているため、単純計算では、およそ1万店が配送の対象から外れる規模です。雑誌の棚が空いた店舗では、そのスペースの使い道が新しい検討事項になります。
実際に届いているご相談
当社にいただいた11件のご相談を整理すると、共通点が見えてきます。
- スペースは小さい:約1畳、幅1.8m×奥行60cm、2m×1m、2m×2mなど、壁際の限られたスペースが中心です
- 希望はガチャガチャが多い:ガチャガチャが中心で、クレーンゲームや自販機のご希望もあります
- すでに置いている店舗からのご相談もある:ガチャガチャを設置済みの店舗から、クレーンゲームを追加したいというご相談も届いています
11件のうち、最初に導入が始まったのはクレーンゲームでした。約1畳のスペースに設置しています。ガチャガチャをすでに置いている店舗が、次の一手としてクレーンゲームを加えた形です。
どれくらいのスペースが必要か
当社が取り扱う機器のうち、コンビニのご相談で中心になる2種類の目安です。
| 機器 | 本体サイズの例 | 必要なスペースの目安 | 電源 |
|---|---|---|---|
| ミニクレーン機 | 70×55×175cm | 約1畳から | 必要(100〜180W) |
| ガチャガチャ機(2段) | 29×45×127cm | 1台あたり約0.5畳 | 不要 |
ミニクレーン機は電源が必要なので、コンセントの位置と配線の取り回しを現地で確認します。ガチャガチャ機は電源が要らないため、コンセントの位置に縛られません。壁際に横一列に並べれば、奥行き60cmほどの細長いスペースにも収まります。
店内のどこに置くか
コンビニは売場が小さいぶん、置き場所の選択肢は限られます。検討しやすいのは次の場所です。
- 入口を入ってすぐの壁際:来店したお客様が必ず通る場所です
- レジ待ちの列から見える位置:会計を待つあいだに目に入ります
- イートインや雑誌売場を縮小して空いたスペース:まとまった幅が取れるため、台数を並べやすくなります
- 店外の軒先:屋外に対応した機器かどうか、雨風を避けられる位置かどうかを事前に確認します
どの場所でも、通路幅と避難経路をふさがないこと、防犯カメラの死角を作らないことが前提になります。
クレーンゲームを置くなら「10%ルール」を確認する
機器によって、法律上の扱いが変わります。
| 機器 | 風営法上の扱い |
|---|---|
| ガチャガチャ(カプセルトイ) | 対象外と解されている(許可不要) |
| クレーンゲーム | 規制対象の「遊技設備」。ただし規模が小さければ許可不要 |
クレーンゲームは、警察庁の通達にもとづき、遊技設備の床面積が、店舗1フロアの客の用に供される部分の床面積の10%以下であれば、風俗営業の許可を要しない扱いとされています。このとき遊技設備の床面積は、機器が直接占める面積のおおむね3倍で計算し、1台あたり1.5平方メートルに満たない場合は1.5平方メートルとして数えます。
たとえば、お客様が利用する部分が100平方メートルの店舗であれば、上限は10平方メートルです。ミニクレーン機(70×55cm)は3倍しても1.5平方メートルに届かないため1台1.5平方メートルとして数え、単純計算では6台までが範囲に収まります。
実際には、分母に含めない部分があるなど細かな決まりがあります。24時間営業の店舗で深夜も稼働させる場合を含め、判断に迷うときは所轄の警察署に確認するのが確実です。計算方法の詳細は、クレーンゲーム設置に風営法の許可は必要?で解説しています。
フランチャイズ加盟店が先に確認すること
コンビニエンスストアの店舗の多くは、本部とフランチャイズ契約を結んだ加盟店が運営しています。機器を置く前に、次の点を確認しておくと話が早く進みます。
- 本部のルール:店舗の内外装や什器、取り扱う商品について、契約や運営マニュアルで事前の確認・承認が必要とされている場合があります
- 土地・建物の権利関係:物件をオーナー様が所有しているのか、本部が用意しているのかで、判断できる範囲が変わります
- 売上の扱い:機器から得られる収益が、本部との契約上どのように扱われるかを確認します
- 電源と動線:コンセントの位置、通路幅、搬入経路を確認します
契約の内容は本部やチェーンによって異なります。まずはご自身の契約と、本部の担当者にご確認ください。
費用と運営の分担
当社の設置サービスは、施設側に設備投資をお願いしない成果連動型です。
- 初期費用・設置費用・メンテナンス費用は0円
- 商品の補充・集金・清掃・故障対応は当社が担当します
- 店舗のスタッフの方に、日々の作業をお願いすることは基本的にありません
施設側の収益は売上に連動します。当社の取扱機器一覧では、収益の目安をガチャガチャ機(2段)で売上の10〜20%、ミニクレーン機で売上の15〜32%としています。条件は立地や台数によって変わるため、個別にご提案します。
売上はどのくらい見込めるか
コンビニ単独の実績値は、公開できるほどの件数がまだ蓄積されていません。近い業態の参考値として、当社の設置場所別の収益ランキングでは、スーパー・ドラッグストアの入口付近に置いたガチャガチャの月間売上の目安を、1台あたり2万〜6万円としています。
駅前か住宅地か、学校や観光地が近いかどうかで、売れる商品も金額も変わります。現地調査のうえで、立地に合わせた商品構成をご提案します。
導入までの流れ
- STEP1 お問い合わせ:スペースの広さと、置きたい機器のイメージをお知らせください
- STEP2 現地調査・ご提案:寸法、電源、動線を確認し、機器と商品構成をご提案します
- STEP3 設置:搬入と設置は当社が行います
- STEP4 運用開始:補充・集金・メンテナンスは当社が担当します
期間は最短で2週間、標準的にはお問い合わせから5〜6週間ほどで稼働を開始します。詳しくは導入の流れをご覧ください。
まとめ
- コンビニでも、約1畳のスペースがあればクレーンゲームを導入できる
- コンビニの来店客数は減少が続き、客単価が売上を支えている(JFA統計)
- コンビニからのご相談は、約1畳〜数畳の小さなスペースが中心
- ガチャガチャは電源不要で風営法の対象外。クレーンゲームは「10%ルール」の範囲を確認する
- 加盟店は、本部のルール・物件の権利関係・収益の扱いを先に確認する
「このスペースに置けるのか」という段階から、お気軽にご相談ください。
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